朝のテレビで「今日の運勢は?」ということで星座占いがあったり、ラッキーアイテムを紹介したりしています。なんとなく気になってしまうという人も
多いのではないでしょうか。占いの歴史を紐解けば、それは人類の歴史と共にあり、有史以来ずっと行われてきたのではないかと思います。それは人間は誰も未来のことを見通すことがでないにも関わらず、未来を知りたいという願望、欲求、時には必要に迫られてきたからです。たとえば、王のそばには預言者と呼ばれるような人たちが常にいて、政治的な判断がゆだねられることも少なくありませんでした。
現代でも世界中で様々な占いが行われています。日本においても路地裏や占いの館のようなところでひっそりと占いが行われていることもあれば、賑やかなショッピングビルの一角で行われていることもあります。最近は対面が苦手な方のために、メール占いや電話占いというのも登場しています。特に電話占いはかなり身近なものになってきており、生活の一部となっている人も少なくありません。その背景には、携帯電話の普及と電話占いの手軽さがあるようです。
電話占いが始まったのは今から25年近く前のことです。当時はまだ携帯電話がありませんでしたから、電話占いはそれほどメジャーではなかったのですが、2000年代に入ったころから、雑誌などでの広告効果もあって急に広まり、認知されるようになってきました。電話占いの特徴の一つは、ネットを使い、大勢の占い師の中から好きな占い師を選ぶことができるということです。このようなシステムはこれまでなく、人気になっています。占いの種類によって選んでも良いし、占い師の人気によって選んでも良いでしょう。また占い師によって1分あたりの料金が違うので、占い料から選ぶこともできます。自分のお気に入りの占い師ができたら、必要にあわせてその占い師から占ってもらうのも良いと思いますし、曜日を決めて定期的に占ってもらうのも良いでしょう。